エンジニア転職

【知っとくとお得◎】メール設定で今後困らない知識を5分で理解する

OutlookやiPhoneでメールのアカウントを追加したい時、SMTP、POP3、IMAP、SSLなどの言葉が出てきます。普段まったく使わない言葉がたくさん登場するので、「うーん・・」と設定することをためらってしまいます。
 
 
特に、普段パソコン触らない人にとっては、見るのも嫌なタイプの言葉です・・
 
 
「アカウント追加がしたいだけなのに!」そう思ってる人は多いと思います。僕も数年間意味が分からないまま、無心で設定を行っていました(笑)
 
 
そんな中、仕事でメールのプログラムを扱うことになり、いざ勉強してみると簡単じゃん!!ということで、忘備録もかねて、メールの設定項目と仕組み・流れを簡単に説明していきたいと思います。
 
 
結構、難しく書かれている記事が多いので、とにかく分かりやすさを重視しました。用語が気になった人向けに、用語の説明も行っております!

メール送受信の仕組み

メール送受信の仕組み

メールを送信、受信するにはメールアプリOutlookThunderbirdGmailYahoo!メールなど)に加え、送信メールサーバ、受信メールサーバが必要です。
 
 
メールサーバとは、メールの送信や受信を行うパソコン(プログラム)のことです。
 
 
送信メールサーバのことをSMTPサーバと言います。 
 
 
また、受信サーバのことをPOP3サーバIMAPサーバと言います。
 
 
各用語の説明は以下の通りです。一旦飛ばしてもOKです。

メールアプリ

メールの送信・閲覧をするためのアプリケーションのことです。メールクライアントとも呼ばれます。

SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)

そのまま略すと「シンプルなメール輸送規則」です。変換すると「メール送信規則」のことです。郵便を例に考えると、イメージがつきやすいです。

郵便規則

手紙は、住所を書いて郵便ポストに投函すれば、配達員が届けますよ。

SMTP

メールは、宛先アドレスを入力して送信リクエストを送れば、インターネットを通して送信されますよ。

POP3(Post Office Protocol version3)

そのまま略すと「郵便規則改良版3」です。変換すると「メール受信規則」のことです。同じく郵便を例に考えると、イメージがつきやすいです。

郵便規則

家にポストがあれば、その住所に手紙が届きますよ。

POP3

メールアドレスを登録していれば、そのアドレスにメールが届きますよ。

IMAP(Internet Message Access Protocol)

そのまま略すと「インターネットメッセージアクセス規則」です。変換すると「Webメール受信規則」のことです。
 
 
POP3と同じくメール受信についての規則ですが、異なる点は、インターネット上で閲覧するか、PCにダウンロードして閲覧するかということです。
 
 
インターネット上の場合は、複数ユーザが閲覧することができますが、PCにダウンロードする場合は、一人のユーザしか閲覧できません。
 
 
IMAPは会社などの掲示板を例にしてみると、イメージがつきやすいです。

会社の掲示板

株式会社○○の職員は、誰でも会社内の掲示板で、会社情報を見ることができますよ。

IMAP

メールアドレスとパスワードを知っている人は、誰でもログインすれば、メールを見ることができますよ。

メール送受信の流れ

メール送受信の流れ

それでは、メール送受信の流れについて説明します。
 
 
メールを送信したいユーザは、メールアプリで作成したメールデータをSMTPサーバに送信します。

メールの流れ1 

 
 
SMTPサーバは、自分のPCに構築できたりもしますが、通常はGmailやYahooなどの外部のメールサーバを利用します。
 
 
SMTPサーバはDNSサーバを使用して、メールアドレスに紐付いたアドレス先(受信メールサーバ)まで、インターネットを通して、データを送信します。

メールの流れ2

 
 
受信したメールは、 POP3サーバの場合は、自動的にメールアプリにダウンロードされ、ダウンロード後はインターネットがOFFでもメールを閲覧することができます。

メールの流れ3

 
 
IMAPサーバの場合は、サーバ上にあるメールを直接アクセスして閲覧することができます。したがって、インターネットがONでないと閲覧することはできません。

メールの流れ4

 
 
したがって、ユーザIDとパスワードが合っていれば、誰でもメールを閲覧することができます。(複数のPCで同じメールを閲覧することができます。)
 
 
各用語の説明は以下の通りです。

DNS(Domain Name System)

DNSとは、ドメインとIPアドレスを管理しているシステムのことです。ドメインに対応したIPアドレスを教える役割を持っています。

ドメイン(Domain)

ドメインとは、インターネット上の住所(IPアドレス)を目で分かりやすくしたものです。
 
 
◯◯◯◯◯◯@gmail.comというメールアドレスがあったとしたら、@以降の「gmail.com」がドメインです。
 
 
こちらのサイトでドメインとIPアドレス変換の確認ができます。

メールの設定項目を簡単に説明

メールの設定に必要な主な項目は以下の4つです。設定項目はメールアプリによって変わります。

  • メールサーバ
  • ポート番号
  • SSL/TLS(STARTTLS
  • 認証(ユーザ名、パスワード)

メールサーバ

メールサーバとは、冒頭にも述べた通り、メールの送信や受信を行うパソコン(プログラム)のことです。メールの設定をしたい時は、どのメールサーバを使用するかをまず調べます。
 
 
送信メールサーバは「smtp.○○○○○.○○○○○」、受信メールサーバは「pop.○○○○○.○○○○○」または「imap.○○○○○.○○○○○」となっているケースが多いです。
 
 
メールサーバは、送信、受信で異なるのと、ドメイン名(例:gmail.com)ではないので注意してください。
 
 
代表的なメールサーバはこちらです。

メール 送信サーバ 受信サーバ
Gmail
詳細1詳細2
smtp.gmail.com pop.gmail.com
imap.gmail.com
Yahoo!メール
詳細
smtp.mail.yahoo.co.jp pop.mail.yahoo.co.jp
docomo
詳細
smtp.spmode.ne.jp imap.spmode.ne.jp
au
詳細
msa.a.auone-net.jp
msa.△*.dion.ne.jp
msa..dion.ne.jp
pop.a.auone-net.jp
pop.△*.dion.ne.jp
pop..dion.ne.jp
sotbank
詳細
smtp.softbank.jp imap.softbank.jp

ポート番号

次にポート番号です。ポート番号とは、IPアドレスに付加される識別番号のことで、よく例えられるのは、IPアドレスが住所でポート番号が部屋番号です。
 
 
メールの送受信に使用されるポート番号は、IANAによって定められています。

SMTP

・25
・465
・587

ポート番号25は、通信が暗号化されていないのと、OP25Bというスパムメール防止対策から、現在はほぼ使用されていません。したがってSMTPサーバで使用されるポート番号は、基本的に465か587のどちらかです。
 
 
どのポート番号を使用するかは、各メールサーバのWEBサイトで調べてください。次にPOP3で使用するポート番号です。

POP

・110
・995

SMTPサーバと同様、ポート番号110は通信が暗号化されていないため、995の使用が推奨されています。
 
 
最後にIMAPで使用するポート番号です。

IMAP

・143
・993

同じくポート番号143は通信が暗号化されていないため、993の使用が推奨されています。
 
 
各用語説明は以下の通りです。

OPB25(Outbound Port 25 Blocking)

OPB25とは、25番ポートを使用した通信をブロックする規制のことです。
 
 
25番ポートにはユーザの認証がなく、メールアドレスを持っていない人でも自由にメールを送ることができます。
 
 
その結果、大量のスパムメールが送り放題となってしまったため、25番ポートを制限する対応策が取られました。

IANA(Internet Assigned Numbers Authority)

IANAとは、インターネットで利用する識別情報等の管理を行う団体のことです。
 
 
IPアドレスやポート番号、ドメイン名はこのIANAによって管理されています。

SSL/TLS(STARTTLS)

次にSSL/TLS(STARTTLS)です。基本的に、使用するにチェックをすればOKです。
 
  
STARTTLSを使用する場合は、SMTPサーバのポート番号は587を使用するのが一般的です。
 
 
各用語の説明は以下の通りです。

SSL(Secure Sockets Layer)

そのまま略すと「安全な接続層」です。変換すると、安全にインターネット接続を行う仕組みのことです。
 
 
もう少し説明を加えると、インターネット上の通信を暗号化します。URLで「https://」となっているWebサイトは、このSSLの仕組みが利用されています。

https

TLS(Transport Layer Security)

TLSはSSLの進化バージョンです。2021年3月時点では、2018年8月にリリースされた「TLS1.3」が推奨されています。

STARTTLS(Start TLS)

STARTTLS とは、最初は平文(暗号化せずに)で通信を行い、メールサーバがSTARTTLS に対応している場合、SSL/TLS通信を利用する手法です。
 
 
受信メールサーバの設定ではほとんど使用されません。
 
 
SMTPサーバでSTARTTLSを使用する場合は、ポート番号は25か587を使用します。

認証

メールアプリにログインする時の、ユーザ名とパスワードを設定すればOKです。

まとめ

以上です!要所をまとめるとこうなります。

SMTPサーバ

・メールの送信にはSMTPサーバ、受信にはPOP3サーバ、またはIMAPサーバを使用する
・POP3はメールをダウンロードして閲覧する
・IMAPはインターネット上でメールを閲覧する
・使用するポート番号は、SMTPサーバは465か587、POP3サーバは995、IMAPサーバは993が推奨
・SSL/TLS(STARTTLS)は、利用するが推奨

言葉の意味や仕組みを理解して設定すると、ただの設定作業も面白く感じるのではないでしょうか?
 
 
今後も色々と役立つ情報を発信していくので是非参考にして下さい!お疲れ様でした!
 
 
GASを使ってメール自動送信してみた記事はこちら!(プログラム初心者にもおすすめです!)

おすすめ【GAS】フォーム回答後スプレッドシートのアドレスにメールを自動送信する

Googleフォームには、フォーム回答者にメールを通知する機能はありますが、質問者(担当者)へのメール通知機能はありません。そこで、フォーム回答時に、自動で担当者にメールを通知してくれる機能を、GASで作成したいと思います。こうすれば、ユーザを待たせることなく、スムーズなサービスを提供することができます。

続きを見る

-エンジニア転職

© 2022 まいふぁんず